前回の続き。
写真が撮れた後、
部屋でのまったり時間。
テレビもなく、奥まった場所にある宿なので、
往来する車の音も聞こえません。
今回一緒に旅をした友人夫婦と
こたつを囲みながら話す時間が、
雪国の人の思いを馳せて、
心に灯るあたたかさを感じ、
ゆっくり流れる時間を味わいました。
奥様の方が途中眠くなり、うたた寝をはじめました。
その横でお酒を飲みながらご主人様と話していると、
ひょんなことから、怖い話になりました。
怖い話の1番盛り上がるところを話すと同時に、
「きゃー」という子供の声が聞こえました。
わらしちゃん達、
怖い話好きなのね。
声をあげて、パタパタと廊下を走り回る姿が
目に浮かびました。
かわいい♡
それから寝る時間になってので、
おふとんに向かう途中、
夜中わらしちゃん達にまた会えるかな？と、
部屋に飾ってある雅ちゃんの着物を見ました。
ふと、この着物を来た姿見てみたいなー。
とってもかわいいんだろうな。
と着物に向かって心の中でお話しし、
布団に入りました。
ここ最近、寝つきが良かったのですが、
なんだか寝れなくて、
せっかくだからお部屋を堪能しようと、
わらしちゃん達に心の中でお話をしていました。
その間も、廊下の方や隣の部屋から音がします。
みんな夜更かしだなと、
楽しげな音を聞いていました。
夜遅くになって、
お布団が暑くなって寝苦しさを感じた頃、
暑いのになぜかゾクゾクしはじめて、
雅ちゃん達が来ていると思いました。
今足を出したら絶対に触られると思ったら、
急に怖くなって(´◇`；):
お布団に足を引っ込めてしまいました。
チャンスなのに（笑）
余談ですが、
からまつ山荘のわらしちゃんが触る時は、
右側に触れるそうです。
ここから曖昧な記憶になるのですが、
3つ並べたお布団の左端にわたしは眠っていました。
左側に人の気配と言うのか、
何か存在感があって、
赤い草履に白い足袋を履いた小さな足が視えました。
“視える“は、頭の中で映像が浮かぶという意味です。
その後、赤いお着物を着た女の子の姿が見えました。
赤いお着物かわいいな、似合うな、
となんだか嬉しくなってしまって、
その日は眠ってしまいました。
朝起きて気づいたのですが、
雅ちゃんあの着物着て出て来てくれたんだと思ったら、
とっても嬉しく、
幸せな気持ちになりました♪
本当にありがたく、
嬉しい出会いでした♡
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